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信用リスク

信用リスクは金融業者が抱えるリスクの中で一番大きな事項であることから、信用リスクの管理については審査を担当する人間が果たす役割は極めて大きなものとなります。

審査をする上で、経営上の位置づけや自己資本とのバランス等を総合的に判断し、どの程度のリスクをとり、どの程度の収益を目指すのか、経営方針に沿った戦略目標を明確に定め、所轄部署に的確に指示できる体制が必要となってきます。

その際、収益目標を優先するあまり、リスク管理を疎かにしたものとならないよう留意する必要があります。

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リスク管理のための組織整備

まずは戦略的目標を踏襲した信用リスク管理の方針を定めことが先決です。また、信用リスク管理のために、融資の対象、信用格付の基準、ポートフォリオの管理方針、決済権限の規定などが記されたクレジット・ポリシーを定めることになります。

リスク管理体制については、収益部門とリスク管理部門の分離など、相互牽制等の機能が十分発揮される体制となっていることが重要です。そのためには、営業推進部門と審査管理部門の分離、あるいは与信監査部門の統括部門を設置することで、信用リスクを適切に管理する体制が整備されてきます。

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